是非、人に聞かせたいお話
私が車イスで通勤している話は、以前このブログでご紹介しましたが、
ここ最近の寒さはさすがに身に沁みます。何せ囲いがないものですから・・・
さらにつらいのは雨でしょうか。いわば車イスの天敵のようなもので、
まず屋根がない。さらにバッテリーを積んでるので雨が降ると厄介です。
そんな生活の中で以前より人の優しさに触れる機会も多くなり、他人の親切が
身に染みて感じられるようになったのは、それはそれで幸せなことだと思います。
先日も帰りかけにポツポツと大粒の雨が降ってきました。ヤレヤレと思ってると
向こうから来た若いカップルの内、お嬢さんの方が私のところに走り寄ってきて、
「よかったらこの傘を使ってください!」とビニール傘を押し付けてくる。
「いやいや、名前も知らない貴女に傘をお返しできないし、お礼もできません。
傘は結構ですから、お気遣いありがとう。」と傘を押し返したものですが
「私には彼の傘がありますから!」と言って私の手元に傘を残し、走り去って
行きました。その女性の優しさに感動を覚え、今の世も悪いものではないなと。
こんな話を誰かに聞いてもらえたらと思い、このブログに投降した次第です。
私はマンション住まいですが、住人が同じエレベーターに居合わせたときには
必ず先に降りてボタンを押しドアを開けて待ってくれています。(マナーがよい)
これも身体が不自由になって感じる他人の優しさかとほのぼのしています。
ただ同じマンションの住人でも一人だけ、我先にエレベーターから飛び出して
振り向きもせずサッサと行ってしまう人がいるんです。
「そんな奴はおらんやろー」 「私の嫁ですけんど・・・・・ なにか。」
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