ある意味、自分のお好みの衣類を自分で管理できるのはとても贅沢で幸せなことかもしれません。
もう少し続けましょう。
*お客様から「どうも乾燥が鈍い気がするんですけど・・」と聞かれてこちらはすぐにピンときます。
ただ「エクストラドライ」に変えてくださいと言うだけ。とても簡単なことです。おそらく取説も
受けているはずです。でも人はえてして、自分の聞きたいこと以外は耳を素通リしていくようです。
*せっかくの高価な器具です。腰を据えて取説書を片手に、興味を持ってガチャガチャと動かしている
うちによくわかってきて興味がわいてきます。すでにご購入いただいた方にはやはりぜひ使いこなせる
ようになってほしいと思います。また、新しく購入された方には取説を読むことからスタートです。
*洗剤は洗濯物4kgあたりティースプーン2杯くらいで十分です。後は水の量と汚れ具合で加減して
ください。洗濯物を分けること。洗剤も蛍光剤入りと、そうでないもの。また中性洗剤等を 衣類に
よって使い分ける習慣を身に付けることが大切です。
*シャツに醤油をこぼしたらタオルでトントン叩いてシミを抜きます。ドラム式も叩き洗い(落とし洗い)
で汚れを落とします。60℃くらいの湯温で洗えば大概のシミは消えてなくなります。厄介な口紅の
シミもベンジン(市販のもの)でトントン叩いて色抜き後、95℃で洗えばほとんど分からなくなります。
*この叩き洗いと強力な脱水のおかげで布地の毛が寝てしまいます。天日干しする場合、例え短時間
でも乾燥機で回すとふんわりと仕上がります。ドイツは気候が悪い分、乾燥機は素晴らしいです。
乾燥機はめったに使わないという理由で洗濯機のみ購入の方がいますが、少し残念なことです。
*停電の時、もし乾燥機を作動していたら、すぐにドアを開け衣類を取り出してください(停電のとき
でも乾燥機のドアは開きます)。停電と同時にドアラムの回転は止まってしまいますがヒーターの
熱はすぐには下がってくれません。大切な衣類が焦げることがないようご注意ください。
以上ご参考まで。