ミーレの純正洗剤 (ランドリー用)をテストする その4

今回は「ウール、カシミアのセーター」にアタックしてみよう。

最近セーターを着たことがない。セーターは胸板の厚いお腹のへっこんだ人のファッション
だと思ってるからだ。 肩幅が狭く、お腹の出た人は誰だい? 「私だよっ!!」

グローブ・スタッフから勇気のある人に立候補してもらったが、前回の「ダウン」で好印象
を得たせいか、割合簡単に高級素材が集まった。

ミーレ純正「ウールケア」 2L 2kg洗うとして約45回分  ¥2400-(税別)を使おう。

この純正洗剤、ウール、シルク、カシミアと応用範囲が広く、かなりお得感がある。他にも
ぬいぐるみやカーテン等、デリケートな衣類全般に使えるというものだ。
「小麦プロティン配合でデリケートな色合いを永く保つ」というのがいかにも泣かせる。


 A)  カシミア100%   高級品      シミ多数、 大きいシミもあり ドライ指定
B)カシミア100%   ユニクロ    普段着につきシミ多数     ドライ指定
C)ウール   100%   ブランド品 程度上 厚手         ドライ指定 
D)ウール   100%   高級品       程度上 厚手         ドライ指定 

ミーレのデリケートコースは安全マージンを充分取っているので、許容範囲いっぱいまで
設定してもまったく問題ない(水温40℃、脱水1200回転/分、乾燥3分)。

A)B)は最初、カシミアという事でビビッて「シルクコース(よりデリケートなプログラム)」
を使い、かつ乾燥を除外したのだが、軽く吸水性の良い素材はハンガーで干すとかえって水の
重量で型崩れしてしまう。ここは普通の「ウール・コース」で乾燥までセットするほうが、
縮まず、伸びずちょうど良い具合だ。

A)B)C)D)を含め今回すべてドライ指定ばかりだが「ウール・コース」なら洗濯機で
水洗いしても大丈夫。毛羽立たず、フックラと仕上がる。責任をもって推奨できるものだ。

特筆すべきは薄色のカシミアについた無数のシミも、ほぼ完ぺきに洗浄できたこと。ただ、
大きくて濃いシミはやはり専用シミ取り剤(日本製)を併用しても落とすのは容易ではなく、
やはりシミは早い目に落としておくに限る。

最後に、この洗剤のもつ独特のほのかな香りは心地よく、クリーニングの薬品の臭いに対して
大きなアドバンスをつけたことを報告しておこう。

at 16:56, globeinc, ミーレの純正洗剤(ランドリー用)をテストする

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ミーレの純正洗剤 (ランドリー用)をテストする その5

新発売の洗剤に「アウトドア」と「スポーツウェア」がある。紛らわしい名前で区別が難しい。
簡単に説明しよう。

「アウトドア」はウインドブレーカーや釣りなどで使用する防水性の薄膜素材でできた化学繊維
の衣類用として開発されたもの。色物の種類と汚れの度合いで分洗いするほうが安全だ。

一方、「スポーツウェア」はフリースやジャージ、ポロシャツからスニーカーまでカジュアルな
発色の良い衣類に適している。色と形を保ち、静電気を抑え、新品時の品質を長く維持する。

どちらも弱アルカリ性洗剤で汗やニオイ、軽い油に効果を発揮する。柔軟剤は厳禁とのこと。

今回は純正洗剤「アウトドア」を試してみる。 250ml 約13回分 ¥2000-(税別)

まずは我が家の押し入れからA)マウンテンパーカーと、B)C)着用した直後の濡れた
ままのスキーウェア上下をモニターとして選別した。


A)ナイロン100%    やや高級品
B)ナイロン100%、ポケット部はポリエステル100% たぶんそこそこ高級
C)ナイロン100%+ポリウレタンコーティング 裏地ポリエステル100%

いずれもドライクリーニング禁止で、水洗い指定だが40℃くらいまでなら問題なさそう。
シワになりにくい素材だが、汚れは吸収しやすいので、まとめ洗いには注意が必要だ。

「上着・コート」コースで洗ってみた。30℃、脱水800回転、乾燥ノーマルでセット。
積年の汚れが、ウソのようににキレイに洗えてしまった。特に香りといったものはない。

他に「合成繊維」コースでもよし。また汚れがひどく、安物であれば「ミニマムアイロン」
コースのより強力な洗いで、浸け置き洗い(オプション)を併用すれば更にキレイになる。
乾燥はノーマルの低温乾燥がよいかもしれない。

漂白剤入りでさえなければ市販の洗剤でもO.Kとも思えるが、あえて触れないでおこう。
大切な衣類であればある程、良い洗剤を使うことで愛着も増すというものだ。
次回は新洗剤「スポーツウェア」の威力をテストしてみる。

お問い合わせフォームかTEL 06-6252-0102にてお問い合わせ下さい。
 

at 11:31, globeinc, ミーレの純正洗剤(ランドリー用)をテストする

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明けましておめでとうございます。


明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

おめでたいところで「松・竹・梅」のお噺を一席。

「松」は常磐木(ときわぎ)いうて、年中緑をたたえてる。いつまでも青々とした夫婦仲を
表してるな。ほれ、昔からいうやろ、
「松の双葉はあやかりものよ 枯れて落ちても 二人連れ」
てなことをな。

「竹」は男や。男ちゅうもんスカッとして真っすぐなのがええ。腹にわだかまりをもったら
あかんな。そやけど所々、締まるとこもないとーちゅうて節があるやろ。
昔から云うわな、
「割って見せたや男の心 先へ届かぬ 節合わせ(不幸せ)」
てなもんや。

「梅」は女子(おなご)や。梅の実も紫蘇に漬け込むと真っ赤になるやろ。縁あって嫁いだ
からにはどんな色にも染まります、ちゅう訳やがな。昔の女子は殊勝やったな。

男と女が夫婦(めおと)になって、子供こさえて、育てるのは自然の理(ことわり)やで。
子供は放っとっても大きなる。親は暖こう見守るだけや。

でも夫婦はそやない。嫁ちゅうもん、これだけは云われとうない、ちゅう事をしつこく云うて
くる。亭主は亭主で、これだけはして欲しいない事しかせえへん。元を正せば所詮は赤の他人、
どこのウチでもみな同んなじやで。そやから譲りあわなしょうがおまへんわな。

どうか、どうか、今年一年、仲睦まじゅう、安生に暮らしとくんなはれや。

そんな次第で、新春は1月6日(月)から開けてます。どなたさんも、よろしゅうーに。

at 10:00, globeinc, 輸入キッチン紀行

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