本年の締めくくりにあたって


クリスマスの喧騒を横目に今年も終わりに近づいた。アベノミクスの影響か、はたまた消費税増税の
あおりか、例年よりショールームも賑わっていたものの、消費者の財布のヒモはそう簡単に緩む事は
なかったようだ。年々、時間のスピードを肌に感じながらも来年こそはと気持ちを引き締める次第。

仕事収めは横浜でのキッチンの引き渡し。40年ぶりに、若いころ過ごした大和(神奈川県)まで足を
運んだものの、町は変貌し小田急と交差した相鉄の線路は妙に広い道路に様変わりしていた。生活
した街並みはものの見事に跡形もなく、やはり「故郷は遠きにありて思うもの」だと悟る。

今年大変だったのは、「スチーマー」のレシピをブログで連載したこと。仕事を抜け出してスーパー
へ食材を買いに走るのも一再ではなかった。自分で何を試みているか分からなくなって、作業は失敗
の連続だった。来年こそは余裕をもって皆様方のためになるニュースを提供していきたいと反省。

日本内から見れば、やはり「ミーレ」は異端の商材で、工事現場への浸透にまだまだの努力が必要だ。
熱烈なミーレファンの後押しがあればこそ、来年もミーレ製品の普及に力を尽くしていきたいと覚悟
を決める。今年、納めさせていただいたすべてのユーザー様の快適な生活を願いつつ、

来年も皆様方にとって良き年であることを祈念いたします。1年間、ありがとうございました。

*新春は1月6日(月)から営業です。皆様のご来店をお待ちしています。





 

at 17:20, globeinc, 輸入キッチン紀行

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ミーレの純正洗剤 (ランドリー用)をテストする その6

ここ数年、風邪もひかなかった私がついにやられた。それもかなりたちの悪い風邪だ。
咳込むたびに、今度こそノドが破れるのでは・・という恐怖を味わった。

さて、新洗剤の最後「スポーツウェア」を試そう。

まずは、スニーカーを洗ってみた。ミーレのこのコースは汗や体指の付いたスニーカーをリフレッシュ
させるためのもののようで、酷い汚れを強力に取り除くものではなさそうだ。やはりひどい汚れは洗剤
とブラシで擦ってやらねばならない。普通の洗剤でも過不足ないように思われる。

しからば上等なポロシャツ、裏に毛の付いたジャンパー等を洗ってみたが正直、効果のほどは何とも
云えない。「色と形を整え、静電気を押さえ、ニオイを中和する」とあるので、色鮮やかでお気に入り
のカジュアル物に限定することにして、普段は通常の洗剤で良いのではという程度でした。

ここで再度、新洗剤をご紹介します。



�はウール、カシミア、シルク専用洗剤として
�はスキーウェアやテーブルリネンの撥水加工用として
�はダウンコートや羽毛布団の専用洗剤として
�はウインドパーカーやブレーカー等、特殊な被膜の樹脂素材用として

経済的に負担ない範囲で常備されたらいかがだろう。�もとっておきのカジュアルウェア用として。
何やら小さなクリーニング屋さんを開設した気分になれる。洗濯に関してプロフェッショナルな気分
に浸れるところがミソだろうか。
何しろクリーニング屋にスキーウエア上下で3000円以上取られるのだから・・・

ウルトラホワイトやウルトラカラ―の純正洗剤はやはりもう少し長期間試してみないことには何とも
云えない。次の機会に改めてリポートすることにして・・・・
 

at 13:32, globeinc, ミーレの純正洗剤(ランドリー用)をテストする

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御堂筋のイルミネーション

 
今年も御堂筋にイルミネーションが点灯される時期になった。ここ3年、恒例のことなのだが本当
に癒される。夏はイチョウが新緑に輝き、秋は真黄色、冬にはイルミネーションというわけだ。
クルマの赤いテールランプも映えとても美しい。(上の写真はグローブS/Rより撮ったもの)

信長に焼き討ちされた本願寺が大阪に逃れてきて、北御堂(西本願寺)、南御堂(東本願寺)に分かれ
た後、近江商人が「御堂様の鐘の音が聞こえるところで商売がしたい」と太閤さんの庇護のもとに、
集まってきたのが大阪商人の始まりといわれている。これが御堂筋の由来になっている。

大阪では南北の道を「筋」、東西を「通り」という。御堂筋はキタとミナミを結ぶど真ん中の動脈
となっていて、最初に整備されたとき、キタを青信号で渡り、制限速度さえ守ればミナミまで行く
のにノンストップだったものだが、さすがに現在はクルマが増え、中々そうはいかない。

グローブはキタとミナミのちょうど真ん中の御堂筋沿いにある。「心斎橋」は東京の銀座、パリなら
シャンゼリゼといったところで、いわばブランド街だ。エルメス、ハリーウィンストン、カルティエ
が並んでいる。外車好きならフェラーリ、ベントレー、マクラーレンならこの筋だ。

船場は「せんば」と読み、昔、水上輸送が盛んだったころ、いたるところに堀があり糸へん産業の
ための船着き場があったのだろう。今でも衣料関係のお店が多い。グローブの周りもそのお店群で
賑わっていて、生粋の商人が集まっている。

恐ろしいほどのその昔、藤島武雄の「こいさん」という大ヒット曲があった。そのセリフの中に
「わてが十八の時、早よう立派な板前はんになりやーいうて、水掛不動さんにお参りしてくれはった。
わてはその時からこいさんが、好きになりました・・」という下りがある。

「水掛不動」とは法善寺のことで商売の神様。「こいさん」は商家の末娘。当時、商家では長女は
「いとはん」、次女は「なかんちゃん」、末娘を「こいさん」といった。大店の娘が身分の違う板前
に恋をして、一人前の板前になって迎えに来てくれという歌で、昔の人ならここで泣けるところだ。

年末が近づくとどうも例年、年甲斐もなくセンチになってしまう。最後はグダグダになってしまったが、
一応ブログも書き上げたことだし、そろそろ家路につこう。ビルから一歩、外に出ると御堂筋の眩い
イルミネーションが待っている。

at 18:10, globeinc, 輸入キッチン紀行

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ミーレ スチームクッカーの魅力 1)前振り

ミーレ製品の中でも最も不人気商品といえばスチームクッカーということになる
でしょうか? S/Rでディスプレイしててもだれも目に止めてもらえません。
ところが実際にはこれが思いも掛けず、奥深い魅力を秘めているのです。

これから何回かに分けてミーレ・スチームクッカーの魅力について語っていきます。



電子レンジに比べ、多少面倒な部分もあるのですが仕上がりに関しては格段に素晴らしく、
貴女がお使いになるにつれ、また慣れるにつれその魅力に引き込まれていく事になります。

ある一定の温度まで引き上げるのに5分位かかります。ただ、その後は電子レンジと全く
変わらず、その見返りとして食材はまんべんなくシットリと見違えるように仕上がります。
また、複数の食材を入れてもニオイも移らず効率よく多機能に使い回せ、ラップも不要で、
器まで温かくなります。良いことづくめです。

*但し、この「5分待ち」がダメな人には、残念ながらお勧めは出来ません。

特徴は蒸し器でありながら、セイロのように蒸気が漏れず、温度、時間が自由に設定でき
ること。また、ビルトイン式なので「蒸し器やお鍋」の出し入れも不要なことでしょうか。

煮汁の中で対流しないため形も崩れず、出汁も濁らず美しく仕上がります。密閉された
中に蒸気を噴出して酸素を追い出すため、野菜が酸化せず、栄養価も損ねず色鮮やかに
仕上がるのも特徴の一つです。


残念ながら素人の写真で美しくはありません。また、「男厨」ということでは本格的な
お料理もご紹介できません。それでも素人の立場で、素人の写真で誰でも使える基本的
な調理法を「生の声」でお伝えしていきたいと思っています。

 
お問い合わせフォームTEL 06-6252-0102にてお問い合わせ下さい。

at 18:08, globeinc, スチームクッカーの魅力

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