時を金で買うということ
2012.12.22 Saturday
以前、ドイツには「時は金で買える」という諺がありました。メルセデスのような高価なクルマで
スピードを上げれば早く目的地に着けるという訳です。さすがアウトバーンの国です。
最近ではクルマの燃費やエコロジーが重要視され、おなじくヨーロッパ製食器洗い機も
進歩といえば電気代と水道代、そして結果として洗剤の節約に尽きるようです。その正義
が何より優先し、結果として洗滌時間を少なからず犠牲にしてきたものです。
「時間を金で売る」と言うことになりましょうか。ミーレ食洗機には「Turbo機能」といい、電気代
を犠牲にして時間を短縮させるという、古き良き時代に戻すタイムマシンのようなものもあります。
エコロジーに傾倒する時代を否定するものではないですが、少数ながらコストをかけた人に
対して時間というメリットを与えることも正義だと思います。少々のロスはあっても超高級、
超高機能な家電製品が出てきてもよいのではないでしょうか。
最近、一部の輸入商品のクッカーやオーブン、冷蔵庫などにもそういうきざしが見受けられ、
いつか改めてそういった商品を紹介する機会を持ちたいと思っています。
「輸入キッチン紀行」と銘打ったこのブログも脱線しっぱなしで年末を迎えてしまいましたが
来年はもう少し皆様のお役に立てる情報に取り組んでまいります。
このブログも今年はこれが最後となりました。
皆様良いお年をお迎え下さい。来年もよろしくお願いいたします。
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