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ミーレ食洗機,外注論 その1

 

何年か前に長年勤めた社員が「辞める」と言い出した。辞めてどうするのかと聞くと「お掃除系のフランチャイズ

に加盟して自営する」のだと云う。私は反対した。というのも私も20代の頃(軽く40年以上も前の話だが)、

当時ダスキンのフランチャイズで掃除屋を開業したことがあったからだ。

 

注文を取るのは何んとか頑張れた。何より困難を極めたのは労働力をコントロールすることだった。

在庫は倉庫にしまっておけばよいが人間はそうはいかない。人件費は一定でも、人によって生産性は大きく変わるのだ。

高齢化時代に備え、補助金の出るお年寄り(今となっては私自身が立派にこの範疇に入っているが)を商品化して一儲け

しようというスケベ心がつまずきの元だった。労務管理の難しさを思い知らされ、あえなく3年で破綻したものだ。

 

今でもフランチャイズそのものを私は好かない。看板のPRと商品の流通という美味しい部分のみ本部で押さえて

おいて、サービスの提供、サービスマンの管理という最も面倒な部分を加盟店に押し付ける。即ち人件費や店舗の家賃と

いう固定費はすべて加盟店に押し付けておいて、美味しいところだけをひきよせている。テリトリーというのも単に本部が

勝手に線引きするだけのことで不動産的価値は皆無である。コンビニ等も同様でこのアメリカ流の商法を私は全く気に

入らない。

 

ところがその辞めた社員が最近家を新築したとの風の便り。まずまずうまくやってるようで安心した。友人でメリ−

メイドで活躍してる人もいる。思うに時代も変わったのかなと。昔は家の掃除を業者に依頼することなど思いもよらな

かった。主婦が手抜きをしていると思われる時代だったのだ。

 

ところが最近は共稼ぎも増え、また女性の社会進出が目だち、他人に任せられるところは外注に出して、空いた時間を

自分のために有効に使おうという賢い主婦が増えてきたという。

 

前置きがながくなった、いよいよ次回は本題の「ミーレ食洗機外注論」について語ろう。

 

 

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