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ミーレ食器洗い機、ある視点。



昨年10月、ミーレ食洗機のモデルチェンジに伴って、エントリーモデルを除くほとんどの機種に
珍しい機能が付加されました。水量と電気量の消費レベルが表示できる、自動で電気料金の最も安い
時間帯にセットできる、ソーラシステムにつなぐことが可能、食器の量や汚れによって最少6.5Lの
消費水量に抑えるといった機能です。ちょっと神経質なくらいエコロジー1本槍に思えます。

2011年3月、トウキョウ、ヒロシマに次いでフクシマが日本で最も有名な都市になりました。
また同年7月、ドイツで「脱原発」が国民一致で承認された時でもありました。フクシマ問題が
ドイツ世論にダメ押しの影響を与えたことは疑う余地もありません。結果として太陽光発電や風力、
天然ガス等の代替エネルギーを開発することを余儀なくされ、すでにその道を歩み出しています。

しかしドイツの脱原発には抜かりがありました。原発の停止と引き換えに、電力の不足をどう補う
かを楽観的に考えていたようです。ドイツではソーラは日照時間が少なく、風力も南部は弱く凪ぐ、
周辺国は足元を見て電気を高く売りつける。ソーラ、風車の使用者への助成金も跳ね上がり、半分
の原発が今なお可動した状態にも係らず、すでにドイツ国民は世界一高い電気料金を負うことに。

そんな背景が今の製品作りに生かされているのでしょう。幸い日本は少なくとも冬場は電気に困る
こともなく水源も豊富です。エコロジーに水を差す気は毛頭ありませんが、その名の元に高価格な
ものを買うのは本末転倒。冷静に商品を見極め生活に合ったものを選ぶべきでしょう。容量が大きく
洗浄力は強力、そしてエコロジーなミ−レ食洗機は素のエントリーモデルでも最強と思います。

中国からは安い商品が流入する中、エコロジーは重視せざるを得ないが、付加価値を高め高級品に
仕立て上げなければ利益は出ない。ドイツは今、華々しさの裏に戦後最大の憂鬱を抱えている。



 

at 15:24, globeinc, 輸入キッチン紀行

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