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「クラシックな推理物」実に面白い。



「オリエント急行殺人事件」

正月番組でアガサ・クリスティーの推理ドラマ(脚本:三谷幸喜)を2話連続で放映していた。
和製ポアロの仕草や声は少々懲りすぎていたが、達者な役者揃いで仲々に見ごたえがあった。
外国映画のときはテンポが速すぎて、最後には詐欺にあったような気分にさせられたものだ。
2晩目は加害者側からの目で事件を追っていたのが原作には無く、斬新に映った。

彼女の代表作と言えば「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」になるが、どれも
禁じ手すれすれのところがある。シンプルな名作はいくらでもあって、「青列車殺人事件」
等は素朴なトリックが見破れない。他に例を挙げればフィルポッツ「赤毛のレドメイン家」、
ベントリーの「トレント最後の事件」、クロフツ「樽」等々、古典推理物は傑作の宝庫だ。

20代後半、仕事にあぶれ金欠に陥った私は文庫版の古本を買いあさり1日中読み明かした。
少量のコインで遊ぶにはこれしかなかった。純文学など糞喰らえでもっぱら歴史物や推理物
ばかりを選んでいた。4年で安下宿の四畳半は古本の山と化した。「大阪に帰る」と下宿の
婆さんに告げた時、何故か「やっと卒業かい。おめでとう!」とずいぶん喜んでくれた。

私は仕事の都合で東大(文京区)のすぐ近所で暮らしていた。すでに30歳になっていたし、
無論、東大生でもなかった。婆さん、私を東大の苦学生だと思ってくれていたのだろう。

ブログの文章が上手ね!とおほめを頂くことがある。その時の極貧生活の賜物かもしれない。

at 15:20, globeinc, -

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